キャバクラの面接にはスカウトマンと一緒に行くべきなのか？
2021/09/15
少し前までは、新規に女の子を募集しているキャバクラ店がどこなのか普通の女の子が知る方法が無かったので、面接に行こうと思ったらスカウトマンに紹介してもらわないといけませんでした。
そのために、すぐにでも働きたいと考える女の子はわざわざ繁華街まで出かけて行って暇そうにし、スカウトマンからの声掛けられるのを待ったり。
今はネットで求人情報が簡単にみつかるのですが、スカウトマンを利用してお店を探す女の子がいなくなることはありません。
(元々働く気が無かったけど、スカウトされて働くことにした女の子は別)
自分でお店を検索したりせずに、スカウトマンに紹介してもらうのにはメリットがあるのでしょうか？
スカウトを通すとどうなる？
スカウトマンが街中でたくさん声を掛けるのは、女の子をキャバクラに紹介することができたらスカウトバックという高額な報酬を得られるからです。
スカウトバックの金額はお店とスカウトマンの契約により異なるのですが、大抵の場合はその女の子が稼いだ金額の数％で、女の子が辞めるまで永遠にもらえます。
このスカウトバックは、女の子が負担するパターンとお店が負担するパターンがあり、どちらにしても女の子には損しかありません。
女の子が負担するパターン
スカウト経由で入店した女の子は、求人サイトなどから応募してきた女の子に比べると、スカウトバックを支払う分だけ時給が低く抑えられてしまいます。
例えば「給料の10％をスカウトバックとして支払う」と言う契約であるならば、求人サイト経由で面接をすれば時給3,000円だったのに、10％引かれて時給2,700円にされてしまいます。
お店が負担するパターン
求人サイト経由の女の子と、スカウトバック経由の女の子が待機していて、その2人の指名率が同じであるならば、ボーイは求人サイト経由で来た女の子からフリー客に着けます。
同じ売上を作るなら、スカウトバックを払わなくても良い女の子に作ってもらった方が、お店に利益が残るからです。
つまり、スカウト経由で入店した女の子は、求人サイト経由の子よりも努力しないとお店からは大切にされません。
危険なスカウト
最近のスカウトバックは女の子の稼ぎの数％を永遠に支払われるパターンでは無く、本入店した時に成果報酬として数万円支払われるだけと言うのが多くなりました。
キャバクラ業界のイメージが良くなったので、スカウトに高いお金を払わなくても女の子を集められる様になったのがその理由です。
以前はどのお店に紹介しても高額なスカウトバックが貰えたので、スカウトマンはスカウトした女の子に合ったお店を紹介していたのですが、今は良いお店ではなくてスカウトバックが高いお店を紹介するようになりました。
高いスカウトバックを支払うお店は上で紹介したバイトルなどに求人広告を出しても女の子が集まらないダメなお店の場合が多く、安い時給で働かされたり、お触りなどのセクハラが横行していたりします。
酷いスカウトマンになると、より高いスカウトバックを求めて女の子をキャバクラでは無くピンサロの面接に騙して連れて行ったりもするそうです。
自己防衛しよう
スカウトマンだけが特別なのではなく、インターネットの登場など時代の変化と共に消えていく職業と言うのはたくさんあります。
それなのにいつまでもそういう仕事を続けている人と言うのは他の仕事ができない人である可能性が高く、関わっても何のメリットもありません。
声を掛けられないために
スカウトマンは誰にでも声を掛けるのですが、特に以下のような特徴を持った人にはしつこく接して来ますので、該当しないように気を付けて下さい。
・露出の多い派手な服装をしている
・靴やバッグがボロボロ
・髪の毛の手入れが悪い
・深夜や早朝に繁華街にいる
綺麗な人の方がスカウトマンから声を掛けられやすいと思うかもしれませんが、だらしがなく頭が悪そうな女の子の方が騙しやすいので声を掛けられやすいです。
繁華街に行く時はきちんとした服装を心がけた方が良いでしょう。
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